Premiere Proサイドスーパーの作り方は?テレビ風テロップのデザインも紹介

テロップの作り方
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テロップくん

テレビのバラエティ番組みたいなテロップってどうやって作るの?

テロップ博士
テロップ博士

それではプレミアプロを使ったテレビ番組風テロップの作り方をご紹介します。

この記事ではAdobe Premiere Proを使ったテレビのバラエティ番組風のテロップの作り方をご紹介します。

サイドテロップのデザインやワイプ、テロップベースなど、テロップを魅力的にすれば、動画のクオリティがグッとアップすること間違いなし!

簡単にテレビ番組風動画が作れるテンプレート

作って動かす!テロップ編集をもっとラクに!

そこで、簡単にテロップ演出ができるテキストテンプレートを作りました!
テロップにアニメーションをつけられる140点以上のアニメーションプリセットも付属。
さらにテロップをキラキラにできるパーティクル素材やテロップベース、フレームも用意しました。

デザインされたバラエティ番組風のテロップ素材は?

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ワンタッチでテロップデザインができるテキストスタイルが便利だね!

テキストスタイルを使うとテレビでよくみるテロップがワンタッチで使えます。

単品購入型のテレビ番組風のテロップ素材を以下よりダウンロードできます。

もちろんサイドテロップにもおすすめ。

プリセットと合わせて使うとアニメーションもワンタッチでつけることができますのでぜひ使ってみてください。

是非、チェックしてみてください!

画面の端に表示されるサイドテロップのデザインは?

テロップ博士
テロップ博士

画面上部の左右にテロップを配置することも多いです。

サイドスーパーと呼んだりもします。

テロップ博士
テロップ博士

実はテロップベースも含めてPremiere Proだけで作れるんですよ!

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テロップくん

えー!テロップベースって画像が必要なイメージだったけど

プレミアだけで作れるんだね!

画面の端に表示されるサイドテロップは、テレビ番組やYouTubeでよく使われています。

番組を途中から見た人でも今流れているテーマがわかるようにしたり、

「この後、まさかの急展開に!」「NEXT⇨SNSでバズった映えスポットを紹介」のように、次の展開をチラ見せしておくために使われています。

作り方は、エッセンシャルグラフィックスで作ったテロップをそのまま配置するか、テロップベースをつけて配置するだけです。

テロップベースが入ったサイドテロップはこんな感じですね。

サイドテロップの作り方は?

テロップ博士
テロップ博士

文字のサイズを調整するときに注意が必要です。

サイドテロップを作る時は基本的に普通のテロップと同じです。あとはサイズを小さくして画面の右上や左上に配置すればOKなんですが、ちょっとコツもあります。

文字のサイズ調整は「フォントサイズ」ではなく「スケール」がおすすめ

文字のサイズを変更するときは通常エッセンシャルグラフィックスパネルの「フォントサイズ」を選びがちです。

例えば下のテロップをフォントサイズを調整して小さくしてみます。

フォントサイズをこのまま小さくすると…

文字は小さくなりましたが境界線が太くなってしまいます。

そういった時はエッセンシャルグラフィックスパネル内の「整列と変形」の項目から緑の枠で囲んだ「アニメーションのスケールを切り替え」でサイズを調整します。

拡大するとこれです。

スケールで文字のサイズを調整すると、テロップのデザインを壊すことなくサイズを変更できます。

ついでに文字の位置も整列と変形の位置で調整すると良いですね。

この方法は厳密に言うと文字の解像度が変わってしまう恐れがありますが、Web動画に関しては視聴に影響はないと考えています。

テキストスタイルを使ってサイドテロップを作る時に、デザインを壊さないように作るには便利な方法です。

サイドテロップを作る際におすすめのテンプレートは以下をチェックしてみてください。

Premiere Proでテロップベース付きのサイドテロップを作る

テレビ番組でよく見かける、座布団がついたサイドテロップ。

一般的にはそもそもPhotoshopなどで制作したり、画像素材を敷いてその上に文字を入れたりして作ることが多いですよね。

ですが意外とPremiere Proだけでも作れてしまいます。Premiere Proのエッセンシャルグラフィックスは図形にも複数の境界線をつけたり、図形をグラデーションに塗ったりすることができます。

テロップをデザインする要領で、これらを組み合わせることでそれなりにデザインが効いたテロップベースを作ることができます。

サイズを調整すればサイドテロップとしても使える

実際にPremiere Proだけで10分ほどでサイドテロップを作ってみました。

正直、色味は調整の余地がありますが雰囲気は出ているかと思います。

テロップベースの作り方はシンプルで、Premiere Pro長方形ツールを使って適当な図形を作ります。

もし角を丸くしたい場合は整列と変形から、「角丸の半径」で調整しましょう。

作る際のポイントは複数の境界線をつけることと、グラデーションを活用することです。境界線にもグラデーションが使えるにがポイントで、ちょっと立体的なテロップベースを作ることができます。

ちなみにアピアランスは以下のようになりました。

一点、注意するポイントは図形をグラデーションで塗る際の「グラデーション角度」ですが、調整にクセがあります。

選択ツールで図形を選択したときに現れる、両端に丸がついた縦の青い線。これがグラデーションの角度を調整するマーカーです。

通常のグラデーションの設定パネルでは角度が調整できないので注意しましょう。

サイドテロップについては編集画面上だと、文字が小さくなりがちで編集しにくいので、サイドテロップ専用のレイヤーを作成して作っても作業しやすいと思います。

元々はテレビでチャンネルを変えたりして番組の途中から見た人でも、今放送されている内容がわかるように使われてきたサイドテロップですが、YouTubeではそもそも途中から動画を見る機会が少ないです。

なので、YouTubeではあくまで「進行状況の補足」として使われることが多いですね。

エッセンシャルグラフィックスで作るテレビ風テロップ

テロップ博士
テロップ博士

テロップはPremiere Proのエッセンシャルグラフィックスで作ることができます。

Premiere Proのエッセンシャルグラフィックス機能を使えば、文字のデザインを変更してテレビ番組のようなテロップを作ることができます。

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テロップくん

あ、テレビでよくみる感じのテロップだ!

どうやって作るの?

バラエティ番組風のテロップを作るときに主に調整する項目は、次の4つです。

・フォント

・文字の色

・文字の境界線

・文字の影(ドロップシャドウ)

これらを調整して、バラエティ番組のようなテロップを作ることができます。

例えばこちらのテロップは、「文字の色(グラデーション)」と「文字の影(ドロップシャドウ)」を調整して制作しています。

フォントはAdob CCを使っている方は無料で使うことができる、Adobeフォントから「源ノ明朝 Heavy」を使用しました。

テロップ博士
テロップ博士

AdobeCCは半額で契約することができます。

Premiere ProをはじめとしたAdobeのソフトを半額で契約したい方は以下の記事を参考にしてください。

文字の塗り(グラデーション)の設定

テロップ博士
テロップ博士

文字の塗りはテロップの土台になる大事な要素です。

文字の塗りを調整するにはエッセンシャルグラフィックスパネルのアピアランスから、「塗り」を選択します。

その後、カラーピッカーの右上にある項目から、「線型グラデーション」を選択しましょう。

今回は以下のように白から明るい黄色に変わるようにグラデーションを設定しました。

文字の影(ドロップシャドウ)の設定

テロップ博士
テロップ博士

今回はドロップシャドウを利用して文字の外側の線を作ります。

グラデーションの設定が完了したら、文字の影を設定します。

設定はエッセンシャルグラフィックスパネルのアピアランスから「シャドウ」を調整します。

設定内容は以下のとおりです。

・シャドウの不透明度:影を透明にしたい場合に調整

・シャドウの角度:影の角度を設定。距離が0なら設定は不要です。

・シャドウの距離:文字に対しての影の距離を設定できます。

・シャドウの大きさ:影の大きさを変更できます。

・シャドウのぼかし:今回はぼやっとした影が欲しかったので多めに設定しました。

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困っている
テロップくん

あ!テレビっぽいテロップになった!

テロップの塗りとシャドウを変更するだけでも、一気にテレビっぽいテロップになりますよね。

Premiere Proだけでテレビ番組風テロップを作ってみた

以下の記事では実際のテレビ番組を参考にPremiere Proだけでテロップを作ってみました。

半分お遊びのような記事ですが、気になる方はチェックしてみてください。

パーティクル素材と合わせて豪華に

テロップにパーティクルと呼ばれるキラキラした動画素材を合わせると豪華なテロップを作れます。

手軽にテレビのバラエティ番組や通販番組のような雰囲気が出せるのでおすすめ。

詳しい作り方は以下の記事で解説しています。

テロップベースがついたテロップ

テロップ博士
テロップ博士

テロップベースを使うともっと表現の幅が広がりますね!

テロップに、テロップベースと呼ばれる背景をつけることで文字が読みやすくなったり、画面が豪華になったりします。

シンプルなテロップ背景はエッセンシャルグラフィックスの背景からつけることもできます。

テロップベースの素材はPremiere Proで作ることもできますが、よりかっこいい素材を作るにはPhotoshopやIllustratorなどの画像制作ソフトを使うのがおすすめです。

上のテロップテンプレートはBOOTHでも販売しているのでチェックしてみてください。

またテロップ.サイトさんのような素材サイトを利用してみるのもおすすめです。
無料とは思えない、バリエーションてんこ盛りのテロップベースをダウンロードできます。

全画面に表示されるテロップ

番組のテーマが切り替わったり、ランキング形式で紹介を行うときによくみる全画面に表示されるテロップです。

タイトルトランジション(文字入りの場面切り替え)と呼ぶこともあります。

基本的にはエッセンシャルグラフィックスとテロップベースの応用で作ることができます。
タイトルベースの素材はテロップ.サイトさんでもダウンロードすることができます。

出演者のリアクションをリアルタイムで映すワイプ

Premiere Proでワイプを作る方法は色々ありますが、2つの方法を紹介します。
どちらの方法も共通して、本素材と音声のタイミングを合わせておきましょう。

一つ目はとてもシンプル。タイムラインに配置したワイプ用の動画素材をマスクで切り取る方法です。

マスクを調整してワイプ素材を切り取ったら動画上の右上などに配置します。

必要に応じてフレームをつけたり、ドロップシャドウをつけると雰囲気が出てきます。
マスクをかけたワイプ素材に、そのままドロップシャドウを適用してもうまく表示されないので、一度ネストしてからエフェクトを適用するとうまくいきます。

2つ目の方法は、ワイプ素材用にサイズが縦1080、横1200くらいの新たなシーケンスを作成して一度書き出すやり方です。

書き出した素材は、そのままワイプとして動画上に配置することができます。ワイプにフレームをつける場合はこっちの方が簡単かもしれません。

アニメーションやCGが組み込まれたテロップ

テレビ番組を見ていると、動画編集初心者の方からすれば神技のような演出が盛りだくさんだと思います。あんなCGが使われた演出作れる気がしないという方におすすめの方法があります。

モーションエレメンツというサイトでは、バラエティ番組で使われるようなテロップから映画のようなテロップまで様々な素材を無制限にダウンロードできます。

もし動画編集で副業をしていきたい方はかなり頼りになる相棒になってくれると思いますのでぜひチェックしてみてください。

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